🎙️ リファスタ土曜ライブ
2026年6月20日(土)朝9時|語り手:杉(リファスタCEO)
おはようございます。今回は「2026年6月第3週の金相場とダイヤモンド市場、今週何が起きてどう動いたのか」をお伝えします。今週の国内金価格がなぜ¥23,809まで下がったのか、FRBの利上げ示唆と中東の停戦合意が相場に何をしたのか、そして来週の動向が分かる内容です。売却タイミングを迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
今週の国内金価格 — グラム¥23,809、52週平均から5%割れ
¥23,809
6月19日 小売価格(税込)
田中貴金属工業 公式データ
▲¥782
前日比下落幅
1日で¥782の急落
▲3.18%
週間下落率
週初¥24,590→週末¥23,809
▲5%
52週平均比
推計平均¥25,159を約5%下回る水準
週次ボラティリティ(標準偏差)の約2.7倍に相当する大きな動きでした。買取価格は¥23,452です。「年間平均より安い」という事実は、売却を検討されている方にとって重要な判断材料となります。
なぜ下がったか — FRBの利上げ示唆と中東停戦の二つの材料
① FRBの利上げ示唆
6月18日のFOMCで政策金利を3.75%に据え置きつつも、委員の半数近くが「2026年中に少なくとも1回の利上げが必要」と示唆。新議長Kevin Warshは「インフレはFRBの目標2%を数年間上回り続けている」と強調。5月米国CPI前年比4.2%。市場は10月利上げを完全に織り込み始め、利息を生まない金から資金が流出しました。
② 中東停戦と円安の影響
トランプ大統領がイランとの暫定合意に署名し、ホルムズ海峡の再開通交渉が進展。地政学リスクの後退により「安全資産」としての金の買い需要が後退しました。一方、円相場は1ドル=161.25円まで円安が進行。ドル建てでは▲0.22%の下落でしたが、円建てでは▲3.18%の下落となった主因はこの急激なUSD高にあります。
来週の予測とダイヤモンド市場の最新動向
📈 来週(6/23〜27)金価格シナリオ
テクニカル分析では14日RSIは約45(中立〜弱気)、MACDも弱気転換中、ボリンジャーバンド下限付近に位置します。
基本シナリオ 55%
$4,150〜$4,350(円換算¥22,000〜¥23,000)
弱気シナリオ 25%
$4,050〜$4,150
強気シナリオ 20%
$4,250〜$4,500
💎 ダイヤモンド市場(Rapaport 6/18付)
今週の見出しは「Market steady(市場は安定)」。注目ニュースはサザビーズNYで10カラットのブルーダイヤモンドが約870万ドル(約14億円)で落札。推定落札額600万ドルを大幅に上回り、希少ダイヤへの需要の強さを示しました。一方、南アフリカのPetra Diamonds社がFinsch鉱山を閉鎖するなど、中〜下位採掘会社は厳しい状況が継続。この供給減少は中長期的に希少性を高め、価格のサポート要因となる見通しです。
まとめ・クロージング
今週の金相場
国内小売価格は週間▲3.18%下落、6月19日時点でグラム¥23,809。52週平均推計より約5%低い水準。
下落の主因
FRBの利上げ示唆(CPI前年比4.2%)と中東停戦による地政学リスクの後退が売り材料に。
来週の見通し
基本シナリオは現水準±5%程度のレンジ推移。中東情勢とFRBメンバー発言に注目。
ダイヤモンド
相場は安定。供給側の構造変化により、希少石の価値は長期的に維持される見通し。